SSB管理人が購入した女の子向けPCゲームの感想置き場です


タイトル
ファミコンミニ 『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者』
メーカー
任天堂
発売日・金額
2004.8.10/¥2,000(税抜)
ジャンル
推理/テキストアドベンチャー
対応OS・機能
ゲームボーイアドバンス
ストーリー
自殺の名所「海上の崖」で事故に遭い記憶を失ってしまった主人公は、やがて自分を知る少女に会い、自分が私立探偵助手であり事件の調査中だったことを聞かされる。
探偵事務所に残されていたメモを頼りに明神村へ向かうと、財閥である綾城家で当主の老女が急死し、その死に疑問をもった執事の依頼で主人公が捜査をしていたことが分かる。主人公は再び捜査を開始した。
完全でない記憶、行方の分からない当主の子供、そして次々と殺害されていく遺産相続人たち。
明神村には、綾城家の君主が無念の死を遂げた時、君主は墓の中から蘇り、綾城に仇なすものを殺すという忌わしい伝説が残っていた。
村人が目撃したという人影は、墓から蘇った当主の亡霊なのだろうか? それとも…
ゲームの概要
1988年に製作されたファミリーコンピュータディスクシステム用ソフトの移植版。
コマンド選択式のオーソドックスな推理アドベンチャーゲーム
感想
発売当時も名作だと思っていましたが、やっぱり面白いです。
物語の構成が上手いですし、何よりもキャラクターがちゃんと作り込まれ、それぞれ立っているので、いま読んでも十分に面白い作品になっているようです。
横溝風な旧家の確執とか気味の悪い伝説など、雰囲気バッチリで、連続殺人事件は発生するわ、村内は幽霊が出たと大騒ぎだわ、大変な事件に巻き込まれていきます。事件の核心に迫っていく後半部分の展開は圧巻です。
コマンド選択式なので、「見る」とか「聞く」などのコマンドを駆使して捜査を進めていきます。時に、推理した文字を入力する場面や3D迷路も出現します。
このゲームにはバッドエンドというものが存在しておらず、話が進まなくなった場合は、どこかのコマンドの実行漏れという感じで、総当たりするしかなくなります。詰まるとちょっと苦しいのですが、意外なコマンドを実行すると道が開けたりします。意地悪というより知恵比べって感じで。
昔のゲームなので、美麗なグラフィックというワケにはいかず、キャラクター表示画面は小さいしドット絵なのですが、それでも細かく描きこまれていて、キャラクターは目パチ、口パクのアニメーションをする芸の細かさです。急展開の時には大きく、グラフィックが表示されたりもします(やっぱりドット絵ですが) ドットのせいか、想像の余地があって、返って古さを感じにくいのかもしれません。
このゲーム音楽もよいです。印象的なBGMが鳴っているかと思うと、波の音だけがしている場面があったり、キャラの台詞が表示される時に鳴る音は場面に応じてスピードや音色を変えたり、気になる話を聞いた時に効果音が入ったりします。音の入れ方止め方、使い方が非常に上手くて、ワクワクさせられます。
トリック頼みのミステリーは読み捨てられる運命ですが、本当によいミステリーは、何度でも読めるし、何度読んでも面白いものです。
過去の名作を楽しんでみて下さい。
続編である「うしろに立つ少女」も超お勧めです。
個人的お勧め度
★★★★☆