SSB管理人が購入した女の子向けPCゲームの感想置き場です


タイトル
HEARTNER HEARTS
メーカー
発売日・金額
2005.1.20/¥8,190(税込)
ジャンル
異世界アドベンチャー
対応OS・機能
Win/CGモード/シーン回想モード/音楽モード
一部ボイス有(個別on/off設定可)・おまけボイス集有/立ち絵アニメ有
TXTスキップ・読み返し・オート
ストーリー
事故で死亡した主人公とその弟は、気づくと異世界リユニオンにいた。リユニオンを創造した王の力(=シン)が弱まったため、そのシンを回復させる儀式を行う者(=プレシャ)として召還されたのだ。万能の力をもつ王がシンを回復すれば、主人公達を蘇らせ、地球に戻すことも可能だという。生きて地球へ帰るため、主人公は動のプレシャとして、弟は静のプレシャとして、王へシンを注ぐための儀式である御前試合(デュエル・プレ)で戦わなくてはならなくなった。自分の持つシンを覚醒させ、共に戦ってくれる仲間(=ハートナー)を得るため修行の日々が始まった…
ゲームの概要
unicorn-b初の18禁作品
1日1回移動場所を選択し、その場所にいるキャラクターと会話したり、修行(スロットの絵柄をそろえることで行う)したりしながら、自分の能力をアップしキャラクターたちと交流する。
期間は約30日間。
原画二宮悦巳さん
感想
【お勧めユーザー】
原画家さんファンの人、声優さんファンの人
制服好きな人・コスプレHに萌える人(…)
【難易度/攻略】
攻略はわりと難しい、というか面倒臭いです。
やることは、移動して会話するか修行するかを選ぶだけで、どこに誰がいるのかも決まっていて簡単ですが、お目当てのキャラクターの元に通い続けるだけではクリアできません。3人協力者を集められないとバッドエンドになってしまうので、いかにお目当てキャラと親密になりつつ、他キャラと適当に仲良くなるかの加減を調節するのが大変。キャラと親しくなるにつれて自動発生するイベントが、いつどうやって起こるのか今イチ分からず、急にイベントが進まなくなったり、進めたくないキャラのイベントが暴走したりして困ることもあります。
あと、修行はスロットなので、目押しができない人はちょっとつらいかも。スロットはあまりやらなくてもエンドには行けるようですが。
修正パッチをあてるとスロットが100%成功するズルボタンみたいなものが追加されます。
【感想】
バグがあるので、あらかじめ修正パッチを当ててからのプレイがお勧め。
このゲームはアドベンチャーゲームですが、地道にシンの値とハートナーとの関係値を調整していかないとグッドエンドへ行けないので、個人的にはシミュレーションゲームに近いと思います。ハーチェス(シンを高める儀式)後に「シンゲージが5アップしました」などというテキストが出るのですが、自分のシンが今どのくらいなのか見る術がないので、具体的に数字を知らされてもあんまり意味がありません。数値的な情報を見られる画面をつくってもらいたかったです。
パッケージを見直して分かったのですが、このゲームは『シチュエーション(コスプレ)』で萌えるために作られたようです。
そういう訳で、舞台はファンタジー風味ですが、登場人物の服装は、いかにもファンタジー風から、軍服、学生服、白衣、ギャルソン服、中華、和風とか、見事にバラバラ。
ストーリーはシチュエーション重視ということで、兄弟で敵対!とか、仲間から敵対宣言!とか、強制的に怪しい儀式(体液交換!)を行わなければならない!などなど、美味しい(?)シチュエーションは盛り沢山です。
しかし、やっぱり何か変。
舞台であるリユニオンは、新たな世界を構築したというより、あるものを節操なくブチ込んだという感じなので、異世界というよりテーマパークでコスプレ大会みたいになってしまっています。
ストーリーも、そもそも兄弟は生き返って地球に帰るという『共通』の目的のために『試合』をすることになっただけで、実は悲しい運命でも何でもありません。リユニオンの人にしても、国の存亡がかかっているワケですからデュエル・プレに協力しない方がどうかしているし、王の力を回復することが目的なのですから、個人の勝敗など問題にならないはずなのです。誰に協力するか、くじ引きで決めちゃってもいいくらいなもんです。
また、試合に様々な武器を持って臨むのですが、プレシャの二人は剣、あとはナイフとかスピアとか拳銃とかライフルとか素手(?)とか…。どんな試合だか想像もつきません。もうちょっと、儀式らしく何か考えられなかったのでしょうか…。
結局、シチュエーションに振り回されて、話が矛盾していたり説得力がなくなってしまったりしているように思えます。
シナリオライターさんが5人くらいで分担しているようで、ルートによって主人公の性格やリユニオンの設定の解釈も微妙に違うような感じもします。同じような話ばかりでないという点ではよいのかもしれませんが…
キャラクターはちゃんと作られていますし、深く考えず、シチュエーションを楽しむのだと割り切れば、それなりに遊べると思います。素材は悪くないです。でも、もう少し細部まで設定を詰めて、世界を構築したならば、もっとよいゲームになったような気がして残念に思いました。
【攻略対象&Love】
攻略対象キャラは9名(2人で1人前含む)と多く、インテリ眼鏡(+ブラコン)弟、高慢系金髪美形、癒し系、オヤジ、軟派、堅物、電波系(関西語)、大型犬風年下、犬耳少年と、よりどりみどりとなっています。
【システム&グラフィック】
原画を漫画家の方が担当されています。絵柄はシンプル系で、アニメ塗りにも耐えています。ただし、アニメはイケてません。立ち絵が目パチ口パクのアニメをするのですが、口は本当にパクパクしているだけで金魚みたいです(口パクアニメは止められます)
攻略人数が多いせいもあるのですが、絵には問題なくても各人のスチル枚数が少なくて、シナリオと合っていないところが結構あります。ここで絵が見たいと思う所に絵が入ってくれないので、非常に残念。漫画家さん原画のゲームの多くが同じような傾向ですね。
あと、立ち絵の表情を変えるだけなのに表示位置がブレることがあったり、3人立ち絵を表示して顔が見えない人が出てしまったりと、つくりが雑に思えるところがありました。
【BGM&ボイス】
個人的お勧め度
★★★☆☆