SSB管理人が購入した女の子向けPCゲームの感想置き場です


タイトル
咎狗の血
メーカー
発売日・金額
2005.2.25/¥8,190(税込)
ジャンル
アドベンチャー/近未来/バイオレンス
対応OS・機能
Win/CGモード/シーン回想モード/音楽モード
ボイス有(個別on/off設定可)・TXTスキップ・読み返し・オート
ストーリー
第3次世界大戦が起こり、東西に分断されてしまった近未来の日本。無責任な国政に振り回され人々は混乱し、復興もままならない状況にあった。そんな中、少年たちはバトルゲーム(=Bl@ster)に興じる日々を送っていた。
Bl@sterの地区優勝者である主人公は、ある朝突然、覚えのない殺人容疑で連行されてしまう。留置された主人公の元へ面会に現れた女は取り引きをもちかけてきた。廃虚となった首都の無法地帯「トシマ」に君臨する麻薬組織の王を倒せば無罪にしてやると言うのだ。このままなら刑務所行きは確実で終身刑となってしまう。主人公は冤罪を晴らすため、トシマへ向かう決意をするが…
ゲームの概要
美少女ゲームメーカー「Nitoro+」のボーイズブランド「Nitoro+CHiRAL」デビュー作
ノベル系のアドベンチャーゲーム。時折あらわれる選択肢の選び方で中盤から攻略キャラごのとストーリーに分岐する。
感想
【お勧めユーザー】
暴力、退廃、狂気を扱った物語に抵抗がない人
声優さんファンの人
【難易度/攻略】
簡単です。
選択肢は少なく、基本的に攻略対象キャラに好意的な選択肢を選んでいけば攻略できます。攻略順の制限はあるようですが、選択肢が少ないので、色々試してみれば、道は開けます。私でも自力コンプできました。
公式HPで難易度調整パッチが配付されているようですが、おそらく使わなくても大丈夫だと思います。
【感想】
アドベンチャーゲームですが、上に書いた通り、選択肢が少なく、読み物ソフトのようです。その分、作品世界にのめり込めるようなきちんとした舞台設定が整えてあり、読みごたえがあります。
大まかな話の筋は一つで、どのキャラクターに関わるかで、明かされる真相や結末が違ってくるという感じ。攻略するごとに、様々な謎が明らかになっていき、作品タイトルの意味も分かってきます。
主人公は生死を問わないバトルゲーム(=イグラ)に参加することになるのですが、戦闘場面はなく、バトルゲームのために何か考慮する必要もありません。この点は、ちょっと肩透かしというか、せっかくの設定を生かしていなくて、もったいないとは思いました。
血なまぐさいバトルゲームが行われている街を舞台にしているので、残虐な描写はありますが、残虐さを全面に押し出すような描き方はしていません。スチルにも壮絶な絵があったりしますが、ゲーム中では一瞬しか表示されなかったり(見たい人はギャラリーでとことん見なさいという感じで)、なんと言うか、節度がある。やりすぎてないという点に好感が持てました。
基本はハードボイルド系で、しかし腐女子仕様。ブランド傾向として退廃した世界を描くのがお得意なのかなという気もします。
BLゲーをこんなマトモに作ってくれるメーカーさんがいるなんて。感動しました。
ゲームが暴力や狂気を扱っているので、万人向けの作品とは言えないかもしれませんが、そういう内容でも大丈夫という人は、是非遊んでみてください。
【攻略対象&Love】
攻略キャラは4人+α。ヘタレ系幼馴染み、美少年、オッサン、凶悪な美形。
自分としてはツボなキャラがいなかったので、結構究極の選択でした。それでも、ストーリーを楽しめたので問題ありませんでしたが。
18禁場面は、舞台設定からしてラブラブハッピーというのは、ほとんどあり得ないです。無理矢理だったり、痛々しかったり。愛と狂気が入り乱れるって感じですか。ある意味リアル、でもちょっとドリーム入ってる、みたいな。甘々で、いちゃついているより見てられる感じかなと思いました。
【システム&グラフィック】
画面デザイン、システムデザインも丁寧によくできています。
スチルの質が高く、背景などのグラフィックも世界観を忠実に再現していて作品に入り込みやすくなっています。
【BGM&ボイス】
音の入れ方止め方に心配りがあり、声優さんの熱演も光ってました。
エンドに到達した時、アニメ映画を1本見たような満足感がありました。エンドロールを見ながら、ストーリーの余韻に浸れる作品というのは、中々お目にかかれるものではないです。また、エンディングの女性ボーカルが、カッコイイこと…。サントラ近日発売ですか。買いたい…
個人的お勧め度
★★★★☆