SSB管理人が購入した女の子向けPCゲームの感想置き場です


タイトル
月下の契り
メーカー
マリンハート
発売日・金額
2006.3.10/¥7140(税込)
ジャンル
アドベンチャー/和風
対応OS・機能
Win&Mac
CGモード/シーン回想モード/音楽モード
TXTスキップ・読み返し・オート・クイックセーブ&ロード有
ストーリー
かぐや姫は、月へ帰らなかった。そして、幽閉された館の火事で死んだのだった…。
千二百年後。天皇の血筋を引く大徳寺家の敷地内の竹林で、少年が発見される。
彼は「朔」という自分の名以外のことを覚えていなかった。
大徳寺家の主人と、大徳寺家で保護されていた千二百年を生きてきたという月人は、朔が、かぐや姫の生まれ変わりであると確信した。
大徳寺家の世話になることになった朔は、かぐや姫の記憶を夢に見るようになる。
夢に出てきた公達は、周囲にいる男達にそっくりだった。
かぐや姫の死の真相は、そして千二百年後に再び会いたかった相手とは誰だったのか…
ゲームの概要
シナリオを読み進む中で出てくる選択肢の選び方によってストーリーやエンディングが変化していくアドベンチャーゲーム。
「竹取物語」をモチーフにした物語
感想
【お勧めユーザー】
和風ファンタジー話が好きな人
【難易度/攻略】
難しくないです。
序盤の選択肢の選び方によって、中盤からキャラルート分岐します。
お目当てキャラに好意的または、関わりのある選択肢を選んでいけばいいです。
分岐したら、色々選択肢をためしていけば、攻略できます。
【感想】
大変失礼な言い方ですが、以前のこのブランドさんの作品と比較すると、すべてにおいて、かなり普通なレベルの作品になっていると思いました。
この作品は、古典の「竹取物語」をモチーフに、物語の結末は別にあったとして話が進みます。
攻略対象によって、かぐや姫の想い人と死の真相などが変わってきて、そのあたりは面白かったです。
ところが、過去話と肝心の本編、かぐや姫の生まれ変わりが出現した現世での話は、あまり関係がなくなってしまっています。
攻略対象キャラ5人中、3人は全然過去の記憶がなく、思い出しもしませんし、転生の話を信じているようにも思えません。
このような転生話の萌えツボは、転生者それぞれに前世の記憶があって、その上で現世でどういう関係を築くか、というところにあるのではないでしょうか…。
まあ、思い出さなくても、普通のBL物語として読めるからいいようなものの、だったら「かぐや姫」いらないじゃないか、ということになってしまい、設定がすべて無駄に…。
なんだか、主人公の前世がお姫さまだったということを、BLの言い訳にしただけの話のようになってしまって、とても勿体無いです。
あと、主人公が身元不明の記憶喪失なのに、言動に庶民的な生活感があって、とても貴人の生まれ変わりに思えないところが、不思議というか不自然で…。
まとまっているとは思うのですが、細かいことを気にし出すと、ツッコミどころは色々ある話です。
ソフト全体を、和風レトロな感じで統一させようとしているところは評価したいのですが、本編の主人公の口調や思考回路は全く現代風なので、レトロな雰囲気は見かけだけになってしまっているところも残念に思います。
この物語は「和風ファンタジー」として、すべてにおいて寛大な心で読んでいった方がいいかもしれません。
【攻略対象&Love】
攻略対象キャラは5人。主人公に執着する館の主人、下僕くん、ワンコ系元気青年、冷血インテリ眼鏡、軟派くん。
みんなカッコイイです。あんまり、意外性とか、目新しさなどは感じませんが、そつのないキャラ配分(?)になっているかと思います。
ストーリー展開は、基本的に純愛路線ですが、(すでにお約束になりつつあるのか?)バッドエンドのような鬼畜エンドや3Pエンドなどもあります。
【システム&グラフィック】
相変わらず、プログラムのミス(文章が途切れているとか、人物の表示間違いとか)やバグなどが少々あるもよう。
システムは、快適とまでは言えませんが、一通りの機能は網羅されていて、いいと思います。
キャラグラフィックの塗りは、とても綺麗です。
イベント絵の枚数は、それほど多いというほどでもなく、H場面中心に絵があるという感じです。少々デッサンの変な絵もあるのですが、許容できる範囲だと思います。
背景は書き下ろされており、立ち絵との違和感もなくなっています。
【BGM&ボイス】
BGMは、モチーフに合わせて、全曲どこか和風な音を入れているという凝りよう。
ただし、ちょっとBGMにしては、うるさい感じの曲もあったように思います。
個人的お勧め度
★★★☆☆