SSB管理人が購入した女の子向けPCゲームの感想置き場です


タイトル
Lamento BEYOND THE VOID
メーカー
発売日・金額
2006.10.27/¥8,925(税込)
ジャンル
アドベンチャー/ファンタジー
対応OS・機能
Win/CG鑑賞モード/シーン回想モード(一部)/音楽鑑賞モード
ボイス有(個別on/off設定可)・TXTスキップ・読み返し・オート有
ストーリー
猫の耳と尾を持つ人型の種族「リビカ」の暮らす世界は「虚ろ」という謎の現象に蝕まれつつあった。大地が、木々が、動物達が、リビカを拒絶し、傷つけはじめたのだ。
火楼という村に住むコノエは 、村の掟により生け贄に選ばれた。困窮した村は同族を食らうことで生き延びようとしていたのだ。同時期に悪夢にうなされていたコノエは、耳と尾の色が黒く変色し、体に黒い痣の浮き上がった姿に変わってしまっていた。
それは伝説に不吉の前兆と言われる呪われた姿だった。
身の危険を感じたコノエは村を出る決心をする。
呪を解く手がかりを求めて目指すのは最も大きな町、藍閃。
己の運命に抗う旅がはじまる…
ゲームの概要
Nitoro+CHiRAL第2作。
時折あらわれる選択肢の選び方で中盤から攻略キャラごのとストーリーに分岐するアドベンチャーゲーム。
登場人物のほとんどは、猫耳+しっぽ。
感想
【お勧めユーザー】
ファンタジーRPG風な話が好きな人
退廃的なムードの作品が好きな人
【難易度/攻略】
攻略は難しくありません。
選択肢も多くないです。基本的に攻略したいキャラに好意的な選択肢を選んでいけばいいと思います。ヘボゲーマーな私が自力コンプできましたので。
序盤の選択肢の選び方によって、中盤からキャラルート分岐します。
【感想】
丁寧につくられている作品です。
作り込まれた世界観に、音楽、背景グラフィックが合っていてキャラクターがちゃんとその世界で生きているなと思わせてくれます。質が高い。
作中には、血や残酷シーンなどの描写がありますので、苦手な方は注意した方がいいかもしれません。
このゲームはファンタジー物語で、登場人物は猫人間。
ほとんどの人が猫耳なんですが、ストーリーは悲惨な運命に翻弄される人ばっかり出てくるので、とてもシリアス。
どうしても、耳としっぽに違和感を感じてしまうシーンはありました。
猫的な行動の描写も結構入っているのですか、やはり作品の雰囲気とは相反しているように思えます。
このゲームを好きになれるかどうかは、猫 (耳)を許容できるかどうかにかかっているかもしれません。
物語は、長い。
値段分ボリュームがあるのは良い事なのかもしれませんが、世界の描写に走るあまり、ストーリーが進まず、中だるみしているような感じも受けました。
基本的なストーリーは一つで、違うのは攻略対象の事情くらいなので、繰返しプレイにはあまり向かない感じです。
攻略キャラが少ないので、それほど繰返しにはならないかと思いますが。
あと、気になったのが選択肢。
選択で、その場の事実を変更させる掟破りの手法は、遊ぶ側から見ても違和感を感じます。
意味のない選択肢もあるように思いますし。
アドベンチャーゲームというより、ノベルゲームと言った方がいいような作りなので、ゲーム性という面ではあまり期待しない方がいいかもしれません。
【攻略対象&Love】
攻略対象は3人。冷血、忠犬、オヤジ。主人公は総受け。LOVEは純愛系、かな。
バッドエンドルートで陵辱系の展開になる場合があります。複数人と関係するシーンはないです。
ストーリーのボリュームを削って、攻略対象を増やしてくれた方が嬉しかったような気もします。
18禁シーンは話の中盤くらいまで、ほとんどありません。
シーンの描写は細かいし受ける側が女性化したりせず、同性同士という戸惑いやためらいがあるので萌えられました。それほど無理なくBL方面へ話が移行するのですが、LOVEがメインのストーリーではありませんので、シーン自体が少なめです。ラブラブいちゃいちゃしたシーンを求める人には物足りないかもしれません。
【システム&グラフィック】
システムは丁寧に作られています。
特徴的なのはプレイ画面で、ウインドウ位置は変わるわ、立ち絵の位置、サイズは変わるわ…。絵の出し方、消し方も凝っていて、絵が動き回るので、アニメーションか映画を見ているような気分にもなります。
ウインドウ位置が一定していないせいか、プレイ画面にシステムボタンのようなものがありません。右クリックかショートカットキーで操作するようになっています。
スチルはとても綺麗。
枚数は驚く程多くないかな。もう少し絵が欲しいように思いましたが、プレイ画面で色々な絵が出るので、あんまり気になりませんでした。
ただ、前作と同じ原画家さんなんですが、お上手な方なんですけど、猫耳キャラに関しては意見が分かれるかもしれません。
個人的には4つ耳は好きじゃないので、本作のようなリアルタイプの耳の方がまだいいとは思いますが、萌えはあまり感じなかったです…。
背景画像は例によって3Dで作られているようで、緻密でキレイ。作品の雰囲気をよく出していると思いました。
【BGM&ボイス】
BGMは、なんとなく民族音楽調の曲で、綺麗なもの、カッコイイものが多く、作品世界にマッチしていると思います。音の入れ方や止め方も気を使っているようです。
ボイス有りの曲も何曲かあるんですが、いずれもカッコイイです。
サントラが出たら買います。たぶん。
ボイスは言うことないです。声優さん、皆お上手ですね。
個人的お勧め度
★★★☆☆