SSB管理人が購入した女の子向けPCゲームの感想置き場です


タイトル
オメルタ ~沈黙の掟~
メーカー
発売日・金額
2011/04/22/¥8,190(税込)
ジャンル
愛と復讐のハードBL
対応OS・機能
Win/CG鑑賞/シーン回想/TXTスキップ・読み返し・オート/
クイックセーブ&ロード/ステイタス/ボイス有(個別on/off設定可)
ストーリー
近未来(?)の日本。
局地的な電磁波テロの影響により、東京湾岸地域はマフィアや不法移民の巣窟となってしまう。無法地帯となったその一帯は「龍宮」と呼ばれていた。
主人公は海外旅行中にゲリラに攫われ、兵士として育てられた過去を持っていた。保護され帰国した主人公だったが、普通の生活になじめず、施設から出奔し「龍宮」で殺し屋として生きる道を選ぶ。
一匹狼として活動していた主人公だったが、いつしか「龍宮」で大きな力を持つ二つの組織の争いに巻き込まれていく。
どちらかの組織の一員となるか、一人での行動を貫くのか。決断を迫られた主人公は…
ゲームの概要
黒社会の抗争を描いたノワールもの。主人公は殺し屋
選択によってストーリーが分岐していくアドベンチャーゲーム
選択に時間制限アリ
感想
【お勧めユーザー】
ヤクザやマフィアの抗争ものが好きな人

※流血や残酷表現が苦手な人は避けた方がいいかもしれません。

【難易度/攻略】
序盤で、どの組織に入るのか(単独行動するのか)を選択し、各キャラクターのルートに進んでいきます。キャラクタールートに入るのはそれほど苦労しないかもしれませんが、ルート制限(初回はクリア不能なキャラクターなど)があったり、選択しても正解なのか判別しづらいものが多く、攻略は結構面倒。
選択肢の数自体はそれほど多くないので、総当たりしていけばフルコンプできるレベルかと思います。私は途中でやめたくなりましたケド。
プレイ中全く見なかったのですが、ステイタス画面というものがあって、攻略度を示してくれるようです。曖昧な感じなのですが。選択するごとに見ていけば攻略の参考になるのかもしれません。
【感想】
クール路線では「ない」ノワールもの、ということらしいです。
個人的には、クール路線を貫いて、ハードボイルドものがよかったかな。非情な世界の中でも、愛憎や絆を描くことは不可能ではないと思いますので。
どうも、キャラクターや組織にしても、甘いというかヌルいというか…。「命のかかった抗争をしている人達が、そんなんでいいの?」と思ってしまう部分がありました。繰り返しプレイしていくと、緊張感に欠けるエピソードが挿入されるのですが、本編に入れるのではなく「おまけ」や「ファンディスク」などでやってほしかった。制作側がサービスとして入れたのだとしても、プレイヤーとしては違和感を覚えるだけのような気がするのですが。
登場人物は脇役まで含めると結構人数がいて、それぞれキャラクターを立てようという努力は認められますが、脇役まで手が回らなかったのでしょうか、描写でなく「説明」になってしまっている人もいました。説明されても読む方は「へぇ」としか思わないので。詳細に銃器の解説を入れるくらいなら、もっと人物描写に力を入れてほしかったですね。
あと、気になったのは、主人公が「なぜそういう行動を取るのか分からない」ままに動いている部分が多いと感じる点。人間誰しも理詰めで行動しいるワケではありませんが、「なんで?」という部分を置き去りにして物語を進めてしまうと、感情移入しづらいと思うのですが。
ストーリー展開は、大まかな流れは一つですが、攻略対象によって変化していきます。一つの物語を色々な視点から眺めていく感じ。眺める場所が変わると結末が大きく変わってきたり、謎だった部分が他ルートで解明されたりするところは面白いと思いました。
湾岸地域が無法地帯になるという舞台設定は、フィクションだと突き放せない怖さをはらんでいます。政治情勢や国際問題などに目を向けていないと、こういう話は出てきませんよね。制作側が真面目に世界観を構築している部分は好感が持てました。
楽しく繰り返しプレイできる構成になっていると思われるのですけれど、(私には)難易度が高かったせいで、何度も同じルートをたどるハメになったりして、結局「疲れた」という印象の方が強く残ってしまったのは残念でした。
【攻略対象&Love】
攻略対象は7人。やんちゃなガキ、叔父さま、関西人、堅物、ナンパ系、潔癖眼鏡、切れたナイフ…。
普通の人がいません。職業的に。
話の流れ上、Hは弱肉強食な感じ。無理矢理とか即物的な感じなども多いです。
ラブラブな関係が全くないとは言いませんが、状況が、いつまでもラブラブしてることを許してくれません。
主人公の受け攻めは特に決まっていないようで、攻略対象によってどちらかになったりどちらもあったりと、色々。
主要キャラクター間の、複数人数の絡みはなかったです。
【システム&グラフィック】
攻略中、スキップし続けていると頻繁にフリーズしたりしました。公式サイトに回避法があったように思います。
選択に時間制限があるのに、選択前にスキップを止める方法が用意されていないのは不親切です。
テキスト量が多いため、スキップしている間が長くなるので、ダレます。しかも、ちょっと目を離したスキに選択肢が出ても勝手に進んでしまうので、気がついた時にはやり直しするしかないとか(T T) 正直、時間制限が必要だったのか疑問でした。
背景画像は描き下ろしかな。精密に描かれて臨場感がありました。
キャラクターグラフィックは、華やかな絵柄とは言えないかもしれませんが、作品と合っていると思います。原画の絵師さん、画力の高い方なので、見応えのある美しいスチルが多いです。
そのスチルも、一枚の絵を色々な見せ方で表示しているので、見ていて飽きませんでした。
ただ、ドアップ赤面のキャラクターグラフィックは要るのか少々疑問に感じましたが…。
【BGM&ボイス】
BGMはあまり印象に残らない感じ。キレイカッコイイ系。
ボイスもはまっていたと思います。脇役の人はちょっとアレな感じの方もいましたが。
個人的お勧め度
★★★☆☆(3.5くらい)