SSB管理人が購入した女の子向けPCゲームの感想置き場です


タイトル
つばさの丘の姫王 A red and blue moon -finite loop-
メーカー
発売日
2011/4/22
ジャンル
乙女/アドベンチャー/ファンタジー
対応OS・機能
Win/CG閲覧/シーン回想/音楽鑑賞
TXTスキップ・読み返し・オート・クイックセーブ&ロード
フルボイス(個別on/off設定可)
ストーリー
執事学校に通う青年が実習に派遣された先は、ウィングフィールドの領主の館。妖精や精霊が生活の中に溶け込んでいる不思議なその土地を治める領主は、若く美しい女主人だった。
女主人の誕生日には町をあげての盛大な祭りが行われる。彼女は19年に一度赤ん坊へ戻り、長い時を生きてきたという。
折しも、19年目に当たる今年、女主人の誕生日が近づき、執事見習いの青年は祭りの準備を任され奔走することになった。
彼女の誕生日の本当の意味も知らずに…
ゲームの概要
Snapdragonデビュー作
女主人アドベンチャー
誰のエピソードを見るか選択したり、シナリオを読み進む中で出てくる選択肢を選びながら進めていくアドベンチャーゲーム。
感想
【お勧めユーザー】
女主人となり男を従えてみたい人
【難易度/攻略】
基本的に攻略したいキャラクターのエピソードを見続けていくことでエンディングにたどり着けます。ルート制限があるようですが、制限のあるキャラは、途中で進められなくなってしまうので分かります。
クライマックス部分で選択肢が集中して出ますが、セーブしておいて色々ためせば、複数あるエンドも回収できるかと思います。
イベント絵のあるエンドにたどり着けばフルコンプ扱いになるようですが、ランダムに発生するイベントは全部埋まりません。全部見るにはひたすら繰り返しプレイするのみ。それでも見られないイベントはフラグリセットするしかありません。
【感想】
女王様と下僕たちの日常を描いたような作品。
重い使命を背負いながらも明るく奔放に生きる女主人は、姉御肌で皆に愛されており、このゲーム世界にひたっていることが楽しいと感じさせてくれます。世間ずれしていて少々下品、みたいな部分もあるのですけれど。
主要キャラクターも、丁寧に内面を掘り下げているので、感情移入できます。ウルっとくることもしばしばでした。
脇役まで含めるとかなりの人数が登場しますが、それぞれエピソードがあり親しみが湧きました。
気になったのは、あるキャラクターのルートがメインであると設定されているフシがある点。そうでないキャラクターのルートは、あくまで「脇」扱いなんですよね。それぞれ妥当なエンドだとは思うのですが、脇扱いでもラブラブなハッピーエンドが欲しかったなと、少し思ってしまいました。
あと。
シナリオの単語選びが気になる部分がありました。
西洋ファンタジー風味の中に、なんで日本文化混じってんの?みたいな。現実に引き戻される感じがして、シラけるのですが…。
ユーモアというより「筆が滑りました的な雑な単語選び」と私は感じてしまい、残念に思いました。
【攻略対象&Love】
攻略対象は6人。
エロ料理人、堅物眼鏡、大型犬風ヘタレ、頑固じじい、毒舌メイド、おバカ犬。
Hアリな人と、まるでない人、半々です。ちょっと騙された感が…。
女主人が「フリーの男(青年)は見境なく喰らう」という肉食系なので。町を歩いていると、方々で脇役をつまみ食したりします。純愛路線が好きな人は、ショックを受けそうwです。複数人と関係するシーンとかもありますし。まあ、女主人は普通の人でないので。しょうがないよねー、で済ませてしまえそうではあるのですが。
Hシーンは濃厚でエロいです(主要キャラの場合) 切なくて、泣けるHシーンとかもありました。珍しい。
【システム&グラフィック】
シーンによって全く別視点の三人称で語られるので、初めに選択肢が出た時、誰の意志を選択するのか分からなくなって、戸惑いました。
ゲーム内で、わりと自由に行動できるのでですが、物語の大筋と矛盾するような流れはなく、ちゃんと管理されているように思いました。
プレイが進んでいくと、同じエピソードが度々出現するケースがあり、攻略が若干「作業」と化している感はありました。だからと言って、エピソードを増やしすぎると回収が大変になり、それこそ「作業」化してしまうので難しい所ですが。
システム面で、通常画面のテキストウインドウ内にあるコマンドボタンの位置には工夫がほしかったです。テキスト進行のためにクリックしている内に、うっかり「クイックロードボタン」を押してしまった時にはもう…(T T)
グラフィックは手塗り調で繊細。
イベント絵は一枚のイラストとしても成り立つような完成度の高さです。ただ、差分は余りなく、見せ方も単調です。
立ち絵は1種類しかなく、しゃべっている人をとりあえず正面に出しておいて、表情の変化は顔グラフィックに任せるという形を取っています。これ、よくある形なんですが、深刻な場面に笑顔で登場という形になってしまうので…、個人的にはあまり評価できません。脇キャラクターも顔グラフィックは一枚のみなので、お芝居させると残念な感じになることがしばしばありました。
【BGM&ボイス】
BGMはキレイ系とロック調の2系統。それほど違和感はありませんでした。
ボイスは主要キャラとその他大勢というくくりでon/offできます。
BLじゃなくても男性のあえぎ声欲しいという人はうれしいかも…?
個人的お勧め度
★★★☆☆(3.5くらい)